夜光　ある定時制高校の物語

夜間定時制高校に赴任して来た若い教師と、彼の受け持つ暮らすのトラブルのお話。

こどもだけを相手にする訳じゃないんだし、いくらなんでも夜間定時制でそれはないんじゃない？と感じる担任の上っ面の熱血漢や、自分よがりな思想を押しつける言動に始まり、まあそりゃあ当然だわなという様な展開になっていく。

思ったまま言わせて貰うと、特にストーリーに捻りも無いし、演技も演出も安っぽいし、なんならコミュニティボールの件も取って付けた様な感じで、中盤までちょっとキツいかな～…と。

振り返ってみても｢ココ｣という見所が有る訳でもないのだけれど、終盤は何だか来るものがあって、終わってみたら中々アツかった。

※かなり辛口ですが　最後までお読みいただきたく思います
わたくし　怒り心頭です

観る価値あまりないなぁ　と　思う作品はたまにある
でも　いい作品に出会うための肥やしにすれば良いやと割り切ることができる
しかし　これは　観ちゃダメ　お金払っちゃダメなやつ
最悪　最低　偏見にまみれ　嘘大袈裟紛らわし　JARO案件

2021年スクリーン252発目（今年公開作品150本目）

まず　教員を舐めてる
家族であれ受け持ちの子のことを話すなんて　守秘義務違反　懲戒ものである
はじめての定時制とか以前に　パワハラ（アカハラの方が近いか）めいた発言をする教員がいたら　すぐ教育委員会モノです
同僚とのコミュニケーション不足もありえない
前の担任や15年戦士の教員にアドバイスを求められないコミュ障が　一人で動くこと自体がありえない　校長動くでしょ　普通

次に　定時制を舐めてる
問題を抱えた子の行くところ　という偏見がありえない
トンネルの妊娠の件や　戦争による教育機会の喪失の件などは　世間の定時制のイメージ　もっというと偏見そのものを映像化しただけで　不快極まりない

さらに　教育システムを舐めてる
コミュニケーションボールという秀逸な手立てを　全く間違えて使っている
欠席裁判みたいなことして　なんなん？
あと　テスト問題に個人的な事情の探りを入れる設問　馬鹿じゃないの？　これこそ懲戒免職　解雇　裁判　敗訴ですよ　一体何を評価しようとしているのか？
生徒が書かなかったのは　先生への信頼以前にヤバい臭いしかしなかったからでしょ？巻き込まれて事故を避けただけ！

自主制作なら　何してもいい訳ではない
何を訴えたいのか？
自慰行○なら　お家でこっそりとすればいい

これは　あかん
ほんまに　あかんやつ

観てはいけない

自主映画と言う事で、緩めに観に行ってみたら思いのほか良い世界観でした！

まだまだ無名の俳優さん達が多く出演していましたが、1人1人素敵なお芝居をしていて今後の活躍に期待です。

作品としては大きな盛り上がりなどはそこまでは無いですが、70分と言う見やすい時間と、逆に静か雰囲気がスーッと作品に入りこめる感じであっという間に終わりました。

自主制作の低予算ぽい映像の感じはありましたが、それでもストーリーも好きで色々考えられる作品でした！

広まって欲しい作品です。