英国ロイヤル・オペラ・ハウス　シネマシーズン 2021/22 ロイヤル・オペラ「リゴレット」

イギリスの名門歌劇場ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたバレエやオペラの舞台を映像化し、映画館のスクリーンで上映する「英国ロイヤル・オペラ・ハウス
シネマシーズン 2017/18」の1作で、ビクトル・ユーゴーの戯曲「王は愉しむ」をもとにしたジュゼッペ・ベルディ作曲の傑作オペラ「リゴレット」を映像収録して上映（2021年9月24日上演作品を収録）。好色家のマントヴァ公爵に仕える道化師リゴレットは、毒舌ゆえに廷臣たちに嫌われている。ある時、リゴレットがひそかに市内に住まわせていた娘のジルダを偶然見かけたマントヴァ公は、彼女の美しさにひかれ、身分を偽りジルダを誘惑する。ジルダをリゴレットの愛人と勘違いした廷臣たちは彼女を誘拐し、マントヴァ公に差し出す。娘を汚されたリゴレットは、マントヴァ公に復讐を誓うが……。オペラ芸術監督のオリバー・ミアーズが演出し、長年にわたり英国ロイヤルとコラボレーションしてきたアントニオ・パッパーノが初めて「リゴレット」で指揮を担当。タイトルロールのリゴレット役をスペインの名歌手カルロス・アルバレスが務めた。