堤幸彦監督と堤真一が初タッグを組み、雫井脩介の同名ベストセラー小説を映画化したサスペンスドラマ。一級建築士の石川一登と校正者の妻・貴代美は、高校生の息子・規士や中学生の娘・雅とともに、スタイリッシュな高級邸宅で平和に暮らしていた。規士は怪我でサッカー部を辞めて以来、遊び仲間が増え無断外泊することが多くなっていた。
ある日、規士が家を出たきり帰ってこなくなり、連絡すら途絶えてしまう。やがて、規士の同級生が殺害されたニュースが流れる。警察によると、規士が事件に関与している可能性が高いという。行方不明となっているのは3人で、そのうち犯人と見られる逃走中の少年は2人。規士が犯人なのか被害者なのかわからない中、犯人であっても息子に生きていてほしい貴代美と、被害者であっても彼の無実を信じたい一登だったが……。
貴代美役に「マチネの終わりに」の石田ゆり子。「八日目の蝉」の奥寺佐渡子が脚本を手がけた。
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望み Comments (17)
結果的には、正しい道を選んだ息子に家族は救われた。
たが、その結末も凄く辛い事柄には違いない。
ラスト以外は、僅か数日の短期間の内容なのに、かなり長期間に渡る出来事のように感じてしまうのは、家族が息子・兄を思う感情がずっしり描かれているからであろうか⁉︎
刃物がなくなっていると思った時&刃物が見つかった時の両親や妹の感情が痛いほど理解できた。