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水の中のナイフ Comments (6)
過去に見たときは話が全く面白くないという印象しかなかったけれど、ガキと罵り、自分を大人だと思いこんでいる金持ちが、ガキっぽい行いをするこの展開が結構面白い。
やはり3人だけしか出てこないという演出は際だっているし、少ない人数にもかかわらず映像のダイナミズムを感じるのは、やはり巨匠が色々と戯れた結果なのだろうなぁー。
ただ、迫力を求めた代償なのか、画面に余計なものが写り込んでいるカットを発見してしまって、少々引いてしまったけれど・・・
けっこう退屈で眠くなるので体調を整えてみた方がいい。ほぼ全編ヨットの上で、美女を横に若者とおじさんが変な駆け引きをしたりするんだけど、非常にどうもよかった。ヨットを動かすにはいろいろとやることがあって覚えるのが大変そうだった。おじさんも若者もとても感じの悪い人物で、そんな人をわざわざ映画に描くところが芸術的なのかな。
ヨットの上の出来事というと『太陽がいっぱい』も思い出してしまうが、映画から感じられる空気がまったく違う。心のやりとりをそれとなく楽しんで、雰囲気を楽しむほうがいいのかな・・・
眈々とした内容で途中で寝てしまった。
大人と若者の対立?
うーん、あんまりかな。
ポランスキーが監督/脚本だが イエジー・スコリモフスキも脚本参加
倦怠期っぽい中年夫婦が 週末のヨット遊びに思いつきでヒッチハイクの若者を誘う
(当時のポーランドにもやはり大きな格差が存在したことを知る… )
(ガシガシ働く嫁!)
オジサンは若者と小さい衝突を繰り返す
嫁が彼に同調すると、オジサンは苛立つ
心理的サスペンスということだが、密室(ヨット内)での力関係の動きが面白いかも
色々あるのだが 最後は嫁が支配か?
映画はまるで ヌーヴェルヴァーグ
オジサンは強権的な親父のようで、当時のポーランド政府のよう
また私は その名前から単純にアンジェイ・ワイダ、アンジェイ・ムンクを連想してしまった
あまりに偉大な前走者に対する愛情と尊敬と苛立ち(とてもタフ)みたいなものも表現されているのかな… と考えたりもする
アンジェイの妻が 童顔なのに胴回りがかなりなもので、若いのか、そうでないのかが判りませんでした
私は度胸があるのと胴回りで オバサンと判断いたしました
その起用に 何か隠された意味でもあるのでしょうか?
あの変な眼鏡は?